【FUNAKOISM】海外旅行日記(EG)

Egypt  ( 1 / 2 / 3 / 4

2007.03 エジプト8日間旅行 ルクソール(2泊) 世界遺産

アブ・シンベルへ


 ≪6〜8日目≫ ルクソール

6日目の早朝、またEGYPT AIRに乗って、少し北へ戻りルクソールへ向かった。

ルクソールは中王国、新王国、末期王朝時代の一時期には首都だったところ。ナイル川の東岸には巨大神殿があって、西岸にはファラオ(王)達の墓がたくさん遺跡として残っている。ツタンカーメンの墓もここにあって、他の王の墓は盗掘にあって金銀財宝を盗まれて何もないけど、ツタンカーメンは権力があまりなくて墓が小さかったため盗掘をまぬがれたそうだ。そのためツタンカーメンの財宝は今でも残っていて、考古学博物館に納められてるとのこと。




飛行機から見える景色は相変わらず一面の砂!

でもルクソールに近づくに連れて、ナイル川が見えてきた。ナイルの青、川沿いの緑、そしてその周りの広い砂の色の対比が印象深かった。



ルクソールではナイル川沿いにあるシェラトンに宿泊。まずホテルでチェックインを済ませた。






ホテルからのナイル川の景色に感動!ナイル川がこんなに青々としてきれいだなんて思ってもいなくて(失礼)、南国リゾートのような景色に癒された。

お昼から早速ルクソールの観光へ。見所はナイル川の西側と東側。この日は午後だけだったので、東岸の神殿を中心に回ることにした。



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ルクソール神殿

大きな列柱が並んでいる。
このルクソール神殿の入り口あたりに1本の塔があるんだけど、本当は元々は2本立っていたらしい。今、もう1本はパリのコンコルド広場にあるそうな。


ナイル川をしばらく眺めた後、ミイラ博物館へ行った。


小さな博物館で、展示品もほんの少し。魚、ワニ、猫などのミイラがあった。人のミイラもあって、かなり恐かった・・・。



その後、ルクソール名物である馬車に乗って移動。

馬車のりのおっちゃんはぼったくろうと必死だったけど、ダンナの頑固な交渉が効いて、さほど悪くない値段で移動できたと思う。ただ、料金が安かったのが納得いかなかったのか、乗っている間終始「帰りも待って乗せてってやる!」「絶対こっちの方が料金が安いよ!」と往復にして料金UPをせがんできたけど、ダンナは「それでもまだ高すぎる!」と断固拒否。
結局おっちゃんは「俺を信じないなんて!」と腹を立てていた。そんなウソをついているようにも見えなかったけど、結局帰りはかなり安く戻ってこれた。





道路には馬車がいっぱい。
ヨーロッパ人観光客は馬車が好きなのかな?乗っている人がたくさんいた。





目的地
カルナック神殿に到着。ものすごく暑かったので今さらながら帽子を購入。



カルナック神殿 →


カルナック神殿はエジプト最大規模の遺跡。ここでも日本人団体が結構いた。




カルナック神殿に入るとすぐスフィンクスがずらりと並ぶ参道がある。






カルナック神殿内にあるラメセス3世神殿 →





なにより圧巻だったのは、巨大な柱が並ぶ列柱室。
高さ23m、15mの2種類の巨大な柱がずらりと134本も並ぶんでいる。写真でみるのとは全く違うその迫力に圧倒された。








帰りも再び馬車に乗ってホテルへ帰った。


ホテルに帰ってしばしナイル川にしずむ夕日を楽しんだ。




夜再び出かけ、スーク通りのお土産屋さんをのぞいたりした。勧誘が激しいけど、エジプト人は基本的にいい人みたいで、ぼったくられなければそういう勧誘もそれはそれで楽しい。






夜、ライトアップされたルクソール神殿。





ルクソール2日目、エジプト旅行最後の日。この日は西岸を攻める!!午前中早くから涼しいうちに・・・と思ったけど、かなり暑くてなかなか大変だった。

ルクソール西岸へはフェリー(1£E)で渡れる。西岸側の移動はとても徒歩では周れないのでタクシーをチャーター。テリー伊東似のタクシー運転手だった。






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メムノンの巨像



ハトシェプスト女王葬祭殿 →


まず行ったのはハトシェプスト女王葬祭殿。見渡す限りの砂、岩、崖・・・の景色にびっくり。交通の便も整っていないし、実質ここまでの移動はタクシーかツアーの観光バスくらいのもの。こんな不便な山奥深くにわざわざ墓をつくり、それでも盗掘されてしまうというんだから・・・うーん、大変なもんだ。





次に向かったのは、
王家の谷


奥深い谷の岩山を掘って造ったファラオ達のお墓。本当になにここ?!っていうくらい広い。ただただ広い。そして殺風景!(笑)

お墓は60以上もある。今でも新たな墓が見つかっていて、去年見つかったというお墓もあるらしい。今後もまた新しい墓が見つかるのかも知れない。

あのツタンカーメンのお墓もここにある。




写真はどこを撮ってみても違いがわからないくらい殺風景なんだけど・・・(苦笑)

王家の谷では入場券を買うと、3つのお墓(ツタンカーメンは別料金)を周ることができる。
周った3つの墓のカウント方法は、各お墓に入るところでチケット切りの人がチケットを適当にちぎる。そのちぎられた数をカウントしているみたい。適当・・・。



お墓の中は写真は写せないけど、小規模なお墓もあればかなり広くて大規模なお墓もあった。石棺の置いてある玄室に至るまでの通路の壁に、美しい絵が書いてあったりすることろもあった。絵の色はまだ残っていて、カラフルなものも多かった。





そして最後に行ったのは、ラメセス3世葬祭殿
太くて大きな柱が並び、壁画がはっきりときれいに残っていたのが印象的だった。









ルクソールの観光もこれで終わり。早めにホテルへ戻って昼過ぎからゆっくりとリゾート感を楽しんだ。


夜はエジプトとしては奮発?して、日本食レストランへ。料金的にはルクセンレストランと変わらないくらいだったから、エジプト価格からするとすごく高級なんだろうと思う。お客さんは欧米人と私達で、やっぱり観光客しかいなかった。味は、これもまた予想以上においしかった。エジプトってすごいなあ(?)。




エジプトは意外にも料理もおいしかったし、結構エジプシャン達はいい人達だったし、楽しかったなあ。

旅行8日目は1日移動。朝からルクソール→アスワン→カイロ→フランクフルト→ルクセンブルクと飛行機を乗り継いで行く必要があった。

乗り継ぐだけでも大変だなと思っていたのに、でもこれが想像以上に波乱の1日になった・・・。
まずルクソール→アスワンの便が悪天候によりなかなか飛ばない。このまま待っていたらカイロの乗り換えに間に合わない!!ということで、ダンナの必死の交渉により、ルクソール→カイロの直行便に乗せてもらえることになった。(荷物をすでに預けていたので、これでまた一騒動あった・・・。)

カイロの乗り換えも間に合って、フランクフルトまでも無事移動できた。ああ、これでもう安心やね、とダンナに言ったところ「いや、この後が意外と油断ならんよ〜!」と冗談で言われた。この時は単なる冗談だったのに、なんとフランクフルトからのLUXAIRの機体に故障があったようで、飛行機はキャンセル。もう深夜だし、そのままどっかに泊まって、次の日の便に変更になるのかなと思っていたら、なんとフランクフルトからルクセンブルク空港までバスを走らせる、とのこと。

結局フランクフルトを深夜の0:30に出発し、ルクセンに着いたのは3:30、家に着いたのは朝方の4:00頃。・・・という散々な最終日だった!!


最後の最後が大変だったけど、エジプト旅行前の不安もなんのその、楽しい旅行でした。

〜おしまい〜 


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